【仙台カフェ】倉庫リノベで誕生したMEETING HOUSEという新たな「居場所」(19年5月31日OPEN)
昨年の秋くらいから、定例の会議で訪れることが多くなった仙台。
北海道とお隣の、東北の中心地。一応、同じ「北国」という認識ですが、冬の雪の無さや夏の湿気など、太平洋側の気候は僕の住む札幌とは少し違うな~と感じることも多くあります。
逆に、札幌と同じくらいの”ちょうどいい”都会感は、親近感の湧くポイント。
来るたびに「良い街だな」と思います。
昨日は札幌に帰ってくるだけだったのですが、あいにく午前の飛行機が全て満席だったので、帰りは午後の便に。
パソコンがあれば仕事はどこでも出来るので、これを良い機会と捉えて「居場所」を求め、カフェ探しをしてきました。
仙台市青葉区上杉の住宅街にある倉庫リノベカフェ「MEETING HOUSE」
仙台にお住まいのInstagramのフォロワーさんに教えていただいた、このお店。
仙台市営地下鉄南北線に乗れば、仙台駅から10分ちょっとでたどり着くことが出来る「北四番丁(きたよばんちょう)」という駅が最寄りです。
住宅街の、奥の奥。
「このお店に訪問する」という目的がなければ、ほとんどの人が訪れることはなかったであろう場所に、突然オーラのある”倉庫”が現れます。
この場所の名は「MEETING HOUSE」
2019年5月31日にオープンしたばかりのお店です。
仙台出身で、東京にお住まいだったマスター。
元からコーヒーのドリップがお好きで、今回地元に戻ってお店を開かれたそうです。
この場所は元々倉庫だった場所で、いたるところにその面影を見て取ることが出来ます。
美味しいお茶とスコーンと良い音楽を、最高の場所で
このお店のシステムは、レジでの前払い制。
最近のマイブーム「レモンのケーキ」と迷いましたが…
やっぱり安定のスコーン。
丸っこいフォルムで、見た目の質感通りのナイスなサクほろ系でした、
一緒にいただいたのは、ほんのりゆずが香る「ゆず緑茶」。何にでも合いそうな、爽やかな味わいでした。
店内に流れるのは、いわゆる「チル(アウト)」と呼ばれるジャンルの、メロウな音楽。
(チルってこんな感じ)
要所をリノベーションしつつ、本来の持ち味である”無骨さ”を残した空間にこれ以上なくマッチしていて、「ただこの場にいることが最高」と心から思えます。
旅で訪れるカフェとしても最高ですが、自分の住んでいる街の「居場所」にしたいなぁ、というのが正直な感想です。
仙台に住んでいる人が、心から羨ましい。
◇
倉庫(あるいはそれに類する建物)をリノベーションしたカフェ、札幌だと思い浮かぶのは……
Plantation
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(閉店してしまいましたが)DxM
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あとは、銭函ですが…
大坂屋
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このあたりでしょうか。
多くの人に馴染みのある人気店で、僕自身もそれぞれ何度も行ったことがありますが、MEETING HOUSEと比べると「整いすぎている」感はあります。
どちらが良い/悪いではというものでは無いですが、MEETING HOUSEのような”手を加えすぎない”リノベーションも素敵だなぁと、また一つ勉強になりました。
【Shop info】
◇住所:宮城県仙台市青葉区上杉2丁目35-17
◇最寄り駅:仙台市営地下鉄南北線 北四番丁駅
◇駐車場:なし(駐輪スペースはあり)
◇Instagram:@meeting__house
最後にお知らせ
日に日に僕のリノベカフェ好き度が高まってきているので(笑)、今後はシリーズモノとして探訪を続けます。
それにあたり、過去の記事も新しく「リノベカフェ探訪」というカテゴリーにまとめたので、ご興味がありましたらぜひご覧ください!