【函館カフェ】cafe D’ici(カフェ ディシィ)…「また戻って来たい」と思える、温かい古民家リノベカフェ
「第二の故郷」の数が、人としての幅を広げてくれる。
最近の僕の持論です。
「生まれ育った場所」とか「一番長く過ごした場所」とか……
誰が聞いても納得するような、客観的な根拠を持った場所が「(第一の)故郷」だとして、第二の故郷は、もう少しゆるい定義でも良いんじゃないかな?と思います。
「またここに戻って来たいと思える」
このくらいの。
これだったら、第二の故郷を増やしやすくて良いですよね。1回の訪問でも良いのですから。笑
じゃあ、なぜ、第二の故郷が人としての幅を広げてくれると僕が考えているか?
それは、単純に見聞き知るものが増えるというのもそうだし、ふらっと訪れて得られる癒やしが”余裕”につながるからです。
色々なことを知っていて、色々なことを受け止める余裕がある。
……なんとなく、オトナな感じがしますよね。
で、第二の故郷に「また戻って来たい」と思うためには、多少なりとも”理由”が必要だったりします。
cafe D’ici…電球の温もり、癒やし。それは、僕が函館に戻ってくる理由
JR函館駅前から市電に乗車し、函館どつく・谷地頭方面へ。
数分で到着する「十字街駅」で下車します。
この駅は、函館市電の営業路線で唯一の分岐駅。
なので、函館どつく行き、谷地頭行き、どちらに乗っても大丈夫です。
函館らしい坂道を、函館山ロープウェイに向けて歩くことしばし。
オレンジの電球の灯がぼうっと漏れ出す、雰囲気のある古民家が現れます。
店内は、白い壁と木材のテイストがマッチする、古民家の味を存分に活かした空間になっています。
ここに電球の灯りが映えるのは、あえて言うまでもありません。
暗くなるとなおよし。
季節のケーキと美味しいお茶。ここに居られれば、それだけでいい
僕がこのお店を訪れたのは、1年前・2018年の10月に続いて2度目。
出張終わり、帰りのJRまでの時間を使って、少し慌ただしくも「どうしても行っておきたい」という思いで訪問しました。
可愛らしい、黒板風のメニューボード。
cafe D’iciの秋限定「ほうじ茶と栗のパウンドケーキ」です。
2年連続同じ季節の訪問でしたが、他のメニューと迷うことなくオーダー。
理由は単純。美味しいから。
ふわっと香るほうじ茶栗の優しい甘みは、口に運ぶごとにほっこりした気持ちになります。
もちろん、ドリンクとの相性もバッチリ。カフェオレ、ホットココアと美味しくいただきました。
コーヒー豆たち。
札幌の嘉多山珈琲の豆を使っているそうです。
一部商品は、テイクアウトにも対応しています。
数ある中から、スコーンをお持ち帰り。
家に帰って食べながら、今回の函館の旅を思い返そう。
「また戻って来たい」
心からそう思える場所が増えるほど、人としての幅が広がり、そして人生が豊かになると思います。
その1ページに、ぜひcafe D’iciを加えてみてください。
【Shop info】
◇住所:函館市元町22-9 南部坂沿い
◇最寄り駅:函館市電 十字街駅
◇駐車場:あり(向かいに2台、隣接コインPは店舗利用で100円割引あり)
◇営業時間:10:30~19:00
◇定休日:木曜、第1・第3水曜
◇Blog:cafe D’ici
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