【札幌カフェ】老若男女に愛されるカフェ｢喜茶ゆうご｣(宮の沢)
自然豊かな札幌市西区宮の沢｡そんな宮の沢を代表するような地域に親しまれるお店があります｡
美味しいコーヒーと自家製ケーキの優しい味を求めて人々が集まる場所｡ランチにはカレ－ライス・ドリア・オムライスなど､どこか懐かしい味が感じられます｡
喜茶ゆうごの外観
■『木のぬくもりと喫茶店 喜茶ゆうご』看板に導かれて
多くの車が行き交う追分通りに『喜茶ゆうご』の看板｡導かれるように住宅街の中へ。
追分通りから見える看板
細い通路の先に見えてくるのは、石が敷き詰められた広い駐車場と隠れ家のような落ち着きのある建物。静寂が周りを包んでいます。
■ソーシャルディスタンスに配慮した座席配置
大きな窓と壁向きに設置された座席
元々は向かい合った４名席が多く設置されていました。しかし新しい生活様式を取り入れ、お客さまが安心した距離を保てるようテーブルは窓や壁に向かい、座席も横並びに配置。ひとりで訪れたお客さんでも気兼ねなく利用することができます。
季節の移ろいが感じられる庭側の窓辺の席
■テイクアウト可能な自家製ケーキ
日替わりケーキは常時８～９種類程度作っているそうです。どれも美味しそうなショーケースの中から選ぶのが楽しみなひと時。
苺のロールケーキとブレンドコーヒー（浅め）
この日ショーケースに並んでいたのは、苺のロールケーキ、バナナロールケーキ、レアチーズケーキ、チョコレートケーキ、抹茶ゼリーと白玉の冷たいおしるこ、水まんじゅう、プリン、レモンとミルクチョコレートのパウンドケーキ。
私が選んだのは苺のロールケーキ。ふわふわの生地に細かく切ったいちごクリームが甘酸っぱくて美味しい。真ん中に大きないちごが丸々一個あって満足感もあります。
■注文後に、豆を挽いて淹れるブレンドコーヒー
一つ一つのコーヒーカップにもこだわりが感じられる
珈琲堂さんのコーヒー豆を使用していて、浅め・中深・深めの3種類を提供しています。注文後に、豆を挽いてドリップするのでコーヒーの豊かな香りが漂います。
■喫茶店のカレー
焼きカレーとサラダ
私はカレーライスにチーズをのせてドリア風にこんがりさせた焼きカレーをいただきました。半熟卵が乗っていて、スプーンで割ると黄身がとろり。カレーと黄身とチーズがマッチしてとても美味しいです。
カレーは人参､たまねぎ、お肉など具材の甘みや旨みを活かした味で､具材も大きめにゴロゴロと入っています｡化学調味料は使っていないそうで､具材の味が際立った懐かしくて優しい味がします｡
■宮の沢で愛されて9周年
喜茶ゆうごにお伺いすると､小さいお子さんから､年配の方まで本当に多くのお客さんがいらっしゃいます｡
ケーキや食事を楽しみに来るお客さんのほか、幼稚園のお迎えまでのおしゃべりだったり、仕事の打ち合わせだったり、カウンターでマスターとの会話だったり。それぞれの目的を持ったお客さんが集まっています。
可愛いうさぎがモチーフ
メニュー表の最初に､こういった1文があります｡
｢ようこそ おいでくださいました｡
お客様にとってとくべつなひとときとなりますように…｣
マスターのその思いを、体現されているお店だと思います｡
オーナー夫婦の温かなおもてなしと、木のぬくもりがあるカフェ。
ちょっと一息つきたいあなたにおすすめしたいお店です。
【Shop info】
◇住所：札幌市西区宮の沢３条４丁目６－８
◇最寄り駅：地下鉄宮の沢駅からバス、徒歩25分程度
◇駐車場：あり
◇営業時間：[木～火]9:00 – 17:00 [水]9:00 – 15:00
◇定休日：不定休