【道北スイーツ】お土産にも!旅行、出張で寄りたい名寄・興部の老舗菓子店まとめ
機会に恵まれ、仕事の出張で訪れた名寄市と興部町。
道北では稚内や紋別などと比べると、観光地としては若干地味な感もあるこの2つのまちですが、行ってみたらそれぞれ魅力たっぷりの素晴らしいところでした。
名寄から興部に向かう、バスの車窓から
今回、残念ながらカフェに立ち寄ることは出来ませんでしたが、その代わりにJRやバスの待ち時間で、長年まちの人から愛され続けている老舗のお菓子屋さんにお邪魔することが出来たので、ご紹介します。
創業して90年!2代目夫婦が守る”なつかしの味”「平田菓子舗」(興部町)
興部の中心部。
まちのランドマーク・道の駅から歩くこと5分ほどの位置に、歴史・オーラを感じさせる店構えのお菓子屋さんがあります。
平田菓子舗。
創業は90年も前で、現在は2代目のご夫婦がお店を続けられています。
積み重ねてきた長い年月が、一瞬で伝わってくる建物。
まちとともに歩み、まちの人々に愛され続けてきたのでしょう。
この店構えにグッと来て、中に入ってみました。
計算は今でもそろばんです。
店内の商品は、すべて手作り。
和菓子から洋菓子まで、幅広く揃っています。
お店の一番人気は「黒豆どらやき」
黒豆だけで餡を作っているという、なんとも珍しいどら焼きです。
一瞬で仲良くなった、明るく楽しいお母さんにお店の人気ラインナップを見繕ってもらいました(道の駅で撮影)
「生クリームが入っているから、早く食べてよ」と言われた生どら焼は、とても”イマドキ”の味。
一方、あとでいただいた黒豆どらやきは、どこか懐かしいような落ち着くような、そんな味でした。
興部町のお土産にも。ぜひ立ち寄りたいお店です。
ちなみに興部町の観光には、道の駅でお借り出来るレンタサイクルが便利。
キャンペーン期間中?とのことで、立派な電動自転車を無料でお借りすることが出来ました。感謝。
【Shop info】
◇住所:紋別郡興部町興部本町
◇営業時間:10:00~16:00
◇定休日:日曜
プリン、ドーナツ、マフィン……”なよろスイーツ”の発信地「ブラジル」(名寄市)
名寄の名物といえば、地元・風連産もち米を使用した大福を思い浮かべる方が多いでしょう。
その一方で、新たな”なよろスイーツ”を生み出し続けているお店があるのをご存知でしょうか?
名寄駅前の通りを、商店街方面に歩いて2~3分ほど。
ひときわ目立つ黄色い看板、そこに刻まれた店名は……ブラジル?
「なんでお店の名前、ブラジルなんですか?」と店員さんに尋ねたところ、開店当初は喫茶店で、そのときに提供していたコーヒーの豆の産地・ブラジルから取ったみたいです、と優しく教えてくれました。
今はテイクアウト専門のお菓子屋さん。
ケーキやパンなど、様々な商品が所狭しと並んでいます。
名寄でスイーツを買うなら、とりあえずここに来ればなんとかなる!と思ってしまうほど。
注目したいのは、数々の”なよろスイーツ”。
中でも、お店の看板商品は「なよろプリン」です。
こちらの「なよろプリン 大地」は、過去に賞を受賞したこともあるほど大人気の商品なんだとか。
その他にも、プリンだけでいくつも種類があります。
いくつか買っていって、食べ比べてみるのも面白いかもしれません。
プリンに負けず劣らず、焼き菓子もこのお店の人気商品。
名産のもち米を使った「なよろスティック」「なよろドーナツ」や、道産小麦を使用した「なよろマフィン」など、様々な商品が揃っています。
駅から歩いて2~3分ほどで行くことが出来るので、お土産を買うのにも最適です!
自分用に買ったプリンを、早速帰りの特急でいただきました。
少し固めで、卵の味がしっかりする、食べごたえのあるプリンでした。
【Shop info】
◇住所:名寄市西1条南6丁目10-2
◇営業時間:9:30~18:30
◇定休日:火曜(詳しくはホームページで確認)
◇HP:なよろ菓子工房ブラジル