【札幌カフェ】コーヒー屋さん月祭…ずんだと和空間の癒やしを心で感じて
日常と、非日常。
毎日新しいことばっかりだと疲れちゃうけど、代わり映えのしない日々というのも、また退屈なもの。
そんな両者の間を取り持ち、僕らの人生に良い刺激を与えてくれる一つの手段が、「旅」だと思うのです。
ただ、計画から手配、実行まで……と考えると、なかなかハードルが高いなぁ~と思う人もいるでしょう。
確かに、慣れていない人にとっては、これ自体が一つの大仕事だったりします。
今回は、札幌にいながらにして気軽に旅気分を味わい、そして新しい感覚にも触れることが出来る、和空間の素敵なカフェをご紹介します。
札幌市営地下鉄南北線・北12条駅近く。和空間を楽しめるカフェ「コーヒー屋さん月祭」
北海道大学のイチョウ並木や病院からもほど近い、地下鉄南北線 北12条駅を最寄りとするビル並びの一角。
2019年6月15日オープンしたのが、コーヒー屋さん月祭(つきさい)です。
このお店のテーマは「十三夜(じゅうさんや)のお月見」とのことで、目を引く入り口の暖簾(のれん)に象徴されるように、純和風なテイストで統一されています。
店内にぼんやりと浮かぶ白い提灯は、まんまるの満月のよう。
訪れた8月初旬は、札幌には珍しい暑さの真っ只中。
店内は扇風機が稼働していて十分に快適でしたが、こういうのを用意してくれるおもてなしの”センス”が、なんだか嬉しくなります。
僕はこの角度の、この光景が大好きです。
それこそ京都のお茶屋さんを訪れて、はんなりとした素敵な時間を過ごしているような、そんな気分を味わえる眺め。
札幌初!?ずんだと栗とクリームと。絶妙に調和する爽やかな味わい「ずんだサンド」
このお店の名物は、なんと言っても「ずんだサンド」
自家製のずんだあん(枝豆)と甘露煮の栗、そして口当たりの良い生クリームがふんわりとサンドされています。
なぜこの組み合わせなのか?というと、お店のテーマでもある「十三夜のお月見」が、お団子などの他に枝豆や栗もお供えする風習があるからだそうです。
くせの少ないずんだあんは、とても爽やか。そこに甘すぎない生クリームが合わさって、絶妙な”スイーツ”になっています。
今回はアイスレモネードをオーダーしましたが、コーヒーとも間違いなくナイスなペアリングです。
お店で提供しているコーヒーは、自家焙煎の豆を使っています。
コーヒー豆は、お土産用に購入することも出来ます。秋頃には、ドリップバッグもできるのだとか。
ちなみに、こちらの愛くるしいマスコットキャラクターは、ホッキョクギツネがモデル。
あべどんさんというデザイナーさんに「なるべくブサイクに」と、オーダーして描いてもらったそうです。笑
◇
お店自慢のコーヒー、ずんだサンドももちろんですが、随所に工夫をこらした素敵な和空間も心ゆくまで楽しんで欲しい。
きっと、札幌の他のお店ではなかなか感じられない、新たな癒やしの感覚を得ることが出来ると思います。
【Shop info】
◇住所:札幌市北区北十三条西3-2-27 ソシアルトミイNo11 1F
◇最寄り駅:札幌市営地下鉄南北線 北12条駅
◇駐車場:なし
◇営業時間:9:30-17:30(金曜12:00-18:00)
◇定休日:木曜
◇Instagram:@coffeeyasan.tsukisai