【コラム】A Day in the Cafeの目指すところ
いつも「札幌のカフェをもっと好きになるメディア」A Day in the Cafeをご覧いただき、ありがとうございます。
最近はSNSからだけではなく、インターネット検索からも訪問してくださる方も増えてきて、より良い情報をお届けしなくては!と身が引き締まる想いです。
日々のご愛読に、感謝申し上げます。
さて、変なタイミングではありますが、自分自身の目標整理も兼ねて、このA Day in the Cafeで目指していくところを書き記しておきたいと思います。
A Day in the Cafeを立ち上げた理由
2018年9月。
初めて訪れたとあるカフェで、こんな想いが突然頭をよぎりました。
この札幌という街には、末永く幸せに店を続けて欲しいと心から願いたくなるカフェが多すぎて困る。
自分が落とせるお金は限られているから、同じ志を持った人に知らせて良い循環を作っていかねば。— ほりけん@札幌カフェメディア運営 (@horicafe12) 2018年9月24日
考えた末にひねり出したものではなくて、居心地の良い空間に居させてもらう中で自然に溢れ出た感情。
僕が札幌のカフェから与えてもらっているものは、多分ものすごく大きくて、だからこそ「恩返しをしたい」という気持ちになることができた。
じゃあ、そのために何が出来るか?と考えて立ち上げたのが、このA Day in the Cafeです。
ちなみに、このメディアの名前は「札幌の人々がカフェで過ごす一日一日を積み重ねていけば、札幌のカフェはより良いものになる」という考えから、ビートルズの楽曲”A Day In The Life”をもじって作りました。
文法的に正しいかどうかはわかりません。笑
A Day in the Cafeのフィロソフィー
A Day in the Cafeのフィロソフィー(考え方)は、「全ては札幌のカフェのために」です。
カフェにとってプラスになる情報発信は積極的に行いますし、そうじゃない場合は控えることもあります。
この考え方に基づき、本メディアでは以下の情報の提供を主に行います。
- 認知:コンテンツを通して一つひとつの店の存在を知ってもらい、注目してもらう
- 感情:写真や文章で、店に対する興味(ニーズ)を喚起する
- 行動:実際に店に行くために必要な情報を提供する(Shop info)
AIDMAの法則のステップを抜き出したような、基本的なものです。
このスタンスで進めていき、最終的に「A Day in the Cafeで見たカフェに行ってみよう」「札幌で行くカフェに迷ったら、A Day in the Cafeを覗いてみよう」と多くの人に思ってもらえるようになることを目指します。
ポジショニング戦略…ライバルはSNSではなく「カフェ本」
これは最近の面白い気づき。
カフェにたくさん行っているということを周りの人に言うと、一定の割合で「カフェ本出せばいいのに」という反応が返ってきます。
つまり、「カフェ情報を得るツール=カフェ本」という図式が、まだ一般の多くの人の中にあるということです。
では、”カフェ本”とは何か?について考えてみると、提供している情報は主に
- カフェの写真(外観、内装、ドリンク、フード)
- 開店から今に至るまでのエピソード
- マスターのインタビュー
- 店舗情報
こんなところ。
あと性質として、例えば「札幌カフェの本」というテーマで特集された本なら、「(全部とは言わないけれど)札幌という地域のカフェがある程度網羅されていて、なおかつ細かな地域やカテゴリなど部類されていて探しやすい」というのも挙げられますね。データベース的な役割。
これはSNSとの決定的違いで、カフェ情報の発信に使われるInstagramやFacebookなどのSNSの大半は「タイムライン型」であり、発信した情報は時系列順に並べられて、「欲しいものをピンポイントで探す」というのが難しいです。
そのため、A Day in the Cafeの勝負する場所は「カフェ本」のセグメントだと考えています。
ただし、同じことをやっていても仕方がないので、本では出来ない「速報性」「リアルタイムな情報修正」「SNSとの連動」など、差別化要素も取り入れてやっていきます。
2019年の到達目標
最後に、数値的目標。
まず、ポートフォリオページへの掲載数を100店舗に伸ばします。情報の網羅性を高めるためには、このくらいは最低ライン。
次に、PV(ページビュー)数の目標。
A Day in the Cafeを公開してから、約2ヶ月半。
ここまでのPV数の推移は、以下の通り。
- 11月11日~12月11日:約1,600PV
- 12月11日~1月11日:約2,400PV
これを2019年末には、月間10万PVを達成させます。
「多くの人に札幌のカフェを知ってもらい、足を運んでもらう」ことが目的なので、多くの人に情報が届いている指標になるPV数もこだわって取り組んでいきます。
今年はインタビューや、読者の皆さまへのアンケートなど、新たなコンテンツの作成も考えていますので、引き続きA Day in the Cafeをよろしくお願いいたします!