【札幌・白石カフェ】Shamicoffee & b…今昔の調和で生まれた「ちょうど良い」リノベカフェ
「みんなに愛される”居場所”になって欲しい」
「このこだわりの一杯を多くの人に飲んで欲しい」
「地域に昔から残るこの建物を、
誰よりも強いマスターの想いが込められ、それが表現された場所。
一つひとつがオリジナルで、いうなれば究極の”個性”
カフェという空間はそんな性質を持った特別な場だと、
お客さん側には「こんなお店が好き」とか「
かく言う僕も、たくさんの”好み”がありますが、
【関連リンク】Blog:リノベカフェ探訪
札幌にもたくさんのリノベーションカフェがあります。
今回は、昔からの姿、レトロさを残しつつ、
白石のリノベカフェ「シャミコーヒー」とは、古民家だけど、イマドキの居心地。見て、過ごして、感じたい”ちょうど良さ”
そのお店の名は「Shami Coffee & b'(シャミ コーヒーアンドビー)」
地下鉄東西線 白石駅が最寄りのアサヒビール園から、
店前には駐車スペースもあり。
基本は3台分で、冬は2台になるそうです。
(この看板が目印)
一枚外扉を開けると、
中のカフェスペースは、テーブルや外からの明かりの採り方などは現代風ですが、木の柱や椅子などはレトロ感満載。
新旧がバランス良く調和する、素敵な空間になっています。
反対側のギャラリースペースに目を移すと、こちらは完全に昔の雰囲気。
この窓の感じ、たまりません。
社長室………?
は、開けてみたらトイレでした。笑
古民家や古い建物をリノベーションすると、「歴史アピール!」や「めちゃくちゃ新しくキレイにしました!」など、どちらかに極端に寄りすぎてしまうこともあります。
しかし、ここは”古い”と”新しい”が両方しっかりと存在していて、なおかつ互いに邪魔し合うこともなく、調和して全体としての完成度を高め合っていて、「ちょうど良い」という塩梅に仕上がっているように感じます。
佐藤珈琲のオリジナルブレンドと「大豆メニュー」でスローなひとときを
お店で提供しているコーヒーは、安定の佐藤珈琲。
「ゆきやなぎ」「やまもみじ」という、なんとも風流な名前が付けられた、シャミコーヒーのオリジナルブレンドです。
お伺いしたときは飲み会の直前だったので食べられなかったのですが、お食事メニューはキッシュとパウンドケーキ。
実は、この両方に「大豆」がふんだんに使われています。
優しい味で、とても人気があるそうです!
このお庭の眺めも、シャミコーヒーの自慢の一つ。
女性の店主さんにお話を伺ったところ、お店を開こうと思ったキッカケは「地域の人、そして自分自身がゆっくり過ごすことが出来る空間を作りたい」という想いからだったそうです。
僕が滞在させてもらっている間も、常連さんらしき方がたくさんいらっしゃっていて、開業時の想いは着実に形になりつつあるんだなと感じました。
店内にはフリーWi-Fiもありますので、ちょっとした作業で使わせてもらうのも良いでしょう!
(座席には限りがあります。混雑時は周りへの配慮も忘れずに…)
◇
古いと新しいが”ちょうど良く”調和している、シャミコーヒー。
だからこそ、幅広い層の方におすすめしたいカフェです。伝統的な喫茶店を求める方にも、今風のカフェを求める方にも、どちらにもしっくりくるお店だと思います。
札幌という素敵な街で過ごす日常の中で、心落ち着けるスローな時間を求めて、このお店に足を運んでみてはいかがでしょうか。
【Shop info】
◇住所:札幌市白石区南郷通4丁目北4-30
◇最寄り駅:札幌市営地下鉄東西線 白石駅
◇駐車場:あり(夏3台、冬2台)
◇営業時間:11:30~18:00
◇定休日:月曜、火曜、第1・3日曜
◇HP:Shamicoffee & b’